輸入住宅ってどんな家?その魅力とメリット・デメリットをご紹介!

公開日:2022/06/15   最終更新日:2022/06/28

その魅力とメリット・デメリット

輸入住宅と聞くと、どのような家を思い浮かべるでしょうか。広大な土地に建つ城のような家ばかりが輸入住宅ではありません。輸入住宅は注文住宅と同様に充分に選択肢に入る、デザイン性も機能性も高い家です。本記事では、輸入住宅の魅力とともに、メリット・デメリットについて紹介します。

そもそも輸入住宅とは

輸入住宅の明確な定義はありませんが、ヨーロッパやアメリカの設計思想に基づく住宅を国内に取り入れた住宅を指します。大きく分けると「ヨーロッパスタイル」と「北米スタイル」の2種類があります。

ヨーロッパスタイル

ヨーロッパスタイルは、スウェーデンやフィンランドなどの寒冷地が発祥の地です。夏と冬の寒暖差が60度以上ある厳しい環境にあることから、高い居住性と機能性を有する住宅へと進化しました。壁自体が家を支える耐力壁構造のパネル工法が主流です。ヨーロッパスタイルは、さらに北欧スタイルと南欧スタイルに分かれます。

北米スタイル

北米スタイルは、アメリカ西部およびカナダに起源を有します。ヨーロッパスタイルと同様に夏と冬の厳しさや激しい雨などの厳しい環境に耐えられる住宅です。北米スタイルはツーバイフォー工法が主流であり、木材で作った枠組みに構造用面材を貼り付けた枠組壁を使用します。サイコロのような形の6面体構造を基本としています。

輸入住宅の魅力とメリット

輸入住宅にどのようなものがあるかが確認できたところで、輸入住宅の魅力やメリットについて紹介していきましょう。

外観や内装のデザインが洗練されている

輸入住宅の魅力・メリットとして一番に挙げられるのは、やはりデザインが洗練されている点です。ヨーロッパスタイルと北米スタイルでデザイン性が異なるため、好みに合わせてスタイルを選べます。

たとえば、ヨーロッパスタイルのフレンチカントリー(プロヴァンス風)であれば、オレンジやグレーの素焼き瓦に白やベージュの塗り壁を基本とした造りです。

その外観は、かわいらしさと上品さを兼ね備えたものです。北米スタイルのカリフォルニアスタイルであれば、窓が大きく天井が高い造りのため、開放感あふれるデザインになっています。

このほかにもさまざまなデザインがあり、見ているだけでもわくわくしてくることでしょう。一般的な住宅と違う個性的なデザインを求める方におすすめです。

開放的で空間にゆとりがある

輸入住宅の二番目のメリットは、造りが大きいことで開放的な空間が広がる点です。輸入住宅は日本の一般的な住宅と基本寸法が異なり、廊下や階段などの幅が広いなど、ゆったりとした間取りになっているのが特徴です。

地震に強く、厳しい寒さにも強い

輸入住宅の三番目のメリットは、地震や寒さに強い点です。パネル工法もツーバイフォー工法も柱ではなく面で家を支える構造のため、耐震性が高い構造です。また、フィンランドやカナダといった寒い地域を発祥の地としているため、気密性・断熱性にも優れており、厳しい寒さにも耐えられる家になっています。

輸入住宅の不便さとデメリット

本格的に輸入住宅を検討する場合、不便さやデメリットの理解も不可欠です。輸入住宅のデメリット3点を説明しましょう。

広い土地が必要

メリットに挙げた開放的な空間を実現するには、当然ながら広い土地が必要になります。広い土地を確保するには、それだけ費用もかさみ、場所も限られてくるでしょう。

間取りの自由度が低い

一般的な住宅と比較すると、輸入住宅は間取りの自由度が低くなっています。建てる際は、ハウスメーカーの施工プランが一般的な住宅ほど豊富とはいえないようです。

完全オーダーメイドにすれば設計の自由度は増しますが、もちろん費用が高額になります。リフォームする際は、面で支える構造のため大きな間取りの変更は難しくなっています。

メンテナンスが難しい

輸入住宅は部品の規格が合わないために、故障や破損をしてもすぐに修理できない可能性があります。一般的な住宅であればホームセンターで材料を購入できるようなものでも、輸入住宅だとそうはいかない場合が出てきます。この点については、輸入住宅のハウスメーカーのメンテナンス保証によって補うことができるでしょう。

インテリア探しが大変

内装にこだわる方は、イメージに合ったインテリアを探すのに大変な場合があります。本場の家具を選ぶと価格が高いため、価格とデザインに折り合いがつくものを見つけるのに労力がかかるかもしれません。事前に家具の購入費用を想定し、建築費とのバランスを考えておくとよいでしょう。

輸入住宅は高いイメージがあるけれど…

戸建て住宅の平均的な坪数は30~40坪(約100~130平方メートル)で、土地の価格を含めない建築費は約3,000万円が平均的な費用とされています。これに対して、高級な輸入住宅は坪単価が100万円を超え、40坪で4,000万円を超えます。逆に、安い仕様であれば坪単価を30万円程度に抑えることも可能であり、この場合は40坪で1,200万円です。

輸入住宅というと建築費が高額なイメージがあるかもしれませんが、実際のところはどのような造りにするかによって費用を抑えることが可能です。「輸入住宅を建てたいけど、高すぎて手が届かない」と悲観することは決してありません。

 

以上、輸入住宅の魅力とメリット・デメリットの紹介でした。輸入住宅は機能性とデザイン性の両方を有する住宅であり、価格についても検討次第で充分に購入可能な金額に抑えられます。一戸建ての購入を考えている方は、輸入住宅も候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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