輸入住宅といえば豪華な階段!おしゃれな階段をつくるためのコツとは

公開日:2022/09/15   最終更新日:2022/09/28

日本の住宅とは大きく異なる佇まいを見せる「輸入住宅」。輸入住宅とは、海外のデザインや作りを取り入れた住宅のことです。おしゃれな輸入住宅は、近年家づくりにおいて人気を集めています。そんな輸入住宅の象徴ともいえるのが「おしゃれな階段」です。この記事では、輸入住宅でおしゃれな階段を作るためのコツをご紹介します。

階段のデザインは大きなインパクトを与える

日本の住宅と輸入住宅では、階段にかなりの違いがあります。日本では、階段はあくまで移動手段でしかありませんが、輸入住宅では、来る人の目を惹くようなデザインにこだわっているのです。

また、日本の住宅と輸入住宅では、階段に使うスペースの広さも異なります。日本の住宅の階段の広さは、玄関土間1畳+玄関ホール1畳+収納スペース1畳ほどです。

一方で輸入住宅の階段の広さは、玄関ホール45畳をとるケースもあるほど、広いスペースを使っています。輸入住宅の階段は、おしゃれなデザインと広い階段で大きなインパクトを与えるのです。

まずは階段の形状の種類と特徴を知っておこう

輸入住宅でおしゃれな階段を作る前に、まずは階段の形状の種類とそれぞれの特徴を理解しておきましょう。

直階段

直階段は、その名のとおり真っすぐの階段です。シンプルなので建築コストも抑えられます。また真っすぐの階段なので、大きな荷物を抱えながらでも問題なく上り下りできるでしょう。

かね折れ階段

かね折れ階段とは、L字の階段のことです。階段に割けるスペースが限られていても設置がしやすい階段になります。また、直角に曲がるところを踊り場にすれば、階段の安全性も高くなるでしょう。

折り返し階段

折り返し階段は、U字に折り返す階段のことを指します。折り返し階段は段数が多くなるため、その分階段の勾配を緩やかにできるのがメリットです。さらに踊り場を挟むため、安全面でも安心でしょう。

回り階段

かね折れ階段や折り返し階段で、踊り場の部分にも段を設けたのが回り階段です。曲がる部分の段は内側の面積がかなり狭くなるため、子どもやお年寄りが上り下りする場合は注意が必要でしょう。

らせん階段

らせん階段は、らせん状に上下階をつなぐ階段です。ほかの階段にはない曲線が特徴的で、住宅の中でも存在感を放ちます。曲線が美しいらせん階段は日本の住宅にはあまりなく、輸入住宅に多い階段の一つです。円柱状に階段を設置するため省スペースで済みますが、ほかの階段よりもコストがかかります。

サーキュラー階段

サーキュラー階段は、ゆるやかな円弧を描きながら上下階をつなぐ階段のことです。らせん階段と同様、曲線が特徴的で、存在感のある階段にできます。ただし、サーキュラー階段は広いスペースが必要になります。そんなサーキュラー階段も日本の住宅にはあまりない階段で、輸入住宅に取り入れられることの多い階段です。

素材や手すり部分の装飾にも気を遣ってみよう

階段は、形状だけでなく、使われる素材や手すりのデザインによっても大きく雰囲気が異なります。ここからは、階段に使われる素材の種類や、階段、手すりのデザインについて見ていきましょう。

素材

階段に使われる素材の中でも、もっともポピュラーなのは「木」です。木は加工がしやすく、コストもかかりづらいことから選ぶ方が多いです。輸入住宅でも、素材は木が使われることが多いでしょう。そのほか「スチール」でできた階段もあります。スチールの階段は強度に優れており、さらに線の細いデザインにできるのが特徴です。

ただし、スチールの階段は木の階段よりも45倍のコストがかかるといわれています。そんなスチールと同等の強度でさらに汚れにくいのが「ステンレス」です。ステンレスは汚れにくいという特徴があるので、コストも高くなります。

デザイン

階段のデザインの中でももっともオーソドックスなのが「箱型階段」です。箱を積み重ねたような階段で、階段の下に収納やトイレを設置できます。またおしゃれな階段として日本でも人気があるのが、段と段の間の踏み込み板がない「オープン階段」です。スケルトン階段やストリップ階段とも呼ばれます。オープン階段の場合は片方の壁がないことが多いので、開放感のある階段にできるほか、リビングの中に階段を設置できます。

片方の壁がない階段でもう一つ人気があるのが、ステップの側面を露出した「ひな壇階段」です。側面を露出しているため、横から見たときの踏み板がひな壇のように見えるのが特徴です。このほかにも、まるで宙に浮いたようなデザインの「片持ち階段」というデザインもあります。片持ち階段は、踏み板を片側だけ壁に固定させているのが特徴です。

手すり

日本の住宅と輸入住宅の階段では、手すりも大きな違いがあります。手すりは、実際に手を添える「笠木」と、階段から笠木までをつなぐ「バラスター」から成り立っています

輸入住宅では、手すりを木で作ることが多く、どっしりとした笠木とバラスターで、存在感のある手すりが多いです。フレンチスタイルの輸入住宅などで繊細なデザインにしたいという場合は、バラスターの部分をアイアンデザインにするケースも多いです。

このように輸入住宅は、階段そのものだけでなく、手すりのデザインにもこだわっています。

まとめ

輸入住宅の象徴ともいえる階段の種類やデザインについてご紹介しました。日本の住宅では移動の手段としての役割が多い階段も、輸入住宅では階段も一つのインテリアデザインとして考えられています。存在感のある豪華な階段を設けるとなるとスペースやコストもかかりますが、おしゃれな階段は、来る人にインパクトを与えてくれるでしょう。これから輸入住宅を建てたいという方は、階段についても参考にしてみてください。

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